竹下時雨の肝硬変闘病記、そしてネットで稼ぐ情報を皆さんへ

肝硬変と戦う30代男の闘病記。そして身体を酷使しないためのインターネットビジネスに関する有力情報を皆さんへ発信するブログです。

竹下時雨の肝硬変闘病記、
        そしてネットで稼ぐ情報を皆さんへ 肝硬変と戦う30代男の闘病記。
        そして身体を酷使しないためのインターネットビジネスに関する有力情報を皆さんへ発信するブログです。

竹下、酒やめたってよ

f:id:takeshigure:20180719213642j:plain

 

『肝硬変』と診断されたのが2018年4月。
現在から3ヶ月前。
そのときの話。

 

肝硬変・・・正確には『アルコール性肝硬変』だ。


僕は最初に肝硬変と医師に告げられてから
酒もタバコも完全にやめていた。

 

酒もタバコも、やめるのは相当辛いと思っていたが
意外とそうでもなく
簡単にやめられたのは自分でもビックリしている。

 

前回の記事でも書いた通り
僕には1つ大きな問題があった。

 

周囲に自分の病名を告げることだ。

 

ウィルス性ではないから伝染することはないが
そういった問題ではなく
ショックを与え、心配をかけることが物凄くきつい。

 

明るく伝えようと思った。

 

「肝硬変になっちゃったけど大丈夫だからヨロピコちゃんどぇ~っす!」

 

ってな感じで言えたら100点だ。
・・・今思えば0点だが。
寒すぎるからねっ!

 

とにかく最初は両親だ。
電車で約40分。
夜に実家に向かい、着いて中に入ると両親がリビングにいた。

父親がビールを飲んでいて、僕にもコップを持ってきて注ごうとした。

 

「あっ!酒やめたんだよアハハ~!」

 

父親は呆気にとられていた。

 

「やめた?・・・想定外だな」
「うん、なんか病気っていうか・・・肝硬変になっちゃいました~アハハ!」

 

シーン・・・・・・

 

「何だって・・・それも想定外だな」

 

父親のこの返事に「その返しが想定外だよ!」と突っ込みたかったが
母親の青ざめた表情を見ると何も言えなかった。

 

・アルコール性肝硬変であること
・酒とタバコは完全にやめたこと
・既に通院していて、これからは主治医と栄養士さんと共に治療していくこと
・食事療法が大事になってくること

 

それらを告げた。

 

腕組みをして考え込む父親と泣きそうになっている母親に
「大丈夫だから」と言った。
両親に嘘をついたのは何年ぶりだろう。

 

友人たちにも、一通り電話で告げた。
「僕ちゃんお酒の飲み過ぎで肝硬変になったなう!」

 

・怒る友人
・黙り込む友人
・その場で肝硬変についていろいろ調べだす友人
・取り乱す友人

 

様々だった。

 

中でも1番辛かったのは
「治るんだろ?なぁ!昔とは違うんだ!治るよな!?」
と聞かれたときだった。

 

「大丈夫だよ」と、ぼやかすことは出来ても
「治るよ。また一緒に飲もうな」とは流石に言えなかった。

 

とにかく、酒を完全にやめたということだけは強く言ったし嘘ではなかった。