竹下時雨の肝硬変闘病記、そしてネットで稼ぐ情報を皆さんへ

肝硬変と戦う30代男の闘病記。そして身体を酷使しないためのインターネットビジネスに関する有力情報を皆さんへ発信するブログです。

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僕の命はあとどのくらい?

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友人たちの心配と後押しもあり
いつも抗不安薬を出してもらっている病院に行ったときに
内科の先生に今の自分の症状を言った。

 

すると先生の顔が変わった。

 

あのときの先生の微妙な表情の変化は今でも忘れない。

 

「ちょっと見せて。・・・そこに横になって膝を立てて」

 

先生は無言でお腹を押したりと触診をし、聴診器を当てたりしていた。
そして元のイスに戻されると詳しく問診された。

 

「今からすぐに血液検査とエコー。そして尿検査をしてもらうから」
と言われ、指示された看護師さんの動きが速くなった。

 

エコーは初めての経験だった。
エコーと尿検査の結果はすぐに出た。

 

「肝硬変だね。これからお酒は一滴も飲まないように。血液検査の結果は来週に出るから、結果を見て専門の病院に紹介状を書くからね」

 

しばらく『肝硬変』という思いもしなかった病名を受け入れられず黙っていた。
先生は何やら喋っていたが覚えていない。

 

気が付いたら「僕、死ぬんですか」と先生に聞いていた。


「・・・肝硬変っていうのはリバーシブルだから。いい?お酒は絶対に飲んじゃ駄目だよ!」

 

答えになっていない。

 

ボーっとしていると、やがて看護師さんに付き添われ待合室に戻された。
看護師さんが言うには、五日後に血液検査の結果が出るので来てくださいとのことだった。

 

帰り道は『自分の命はあとどれくらい残っているんだろう』ということばかりを考えていた。